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クローズEXPLODEキャストの現在と相関図!東出昌大ら豪華俳優の今

星宮 理沙 星宮 理沙 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
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2014年の劇場公開から月日が流れ、配信サービスなどで改めて脚光を浴びている映画『クローズEXPLODE(エクスプロード)』。三池崇史監督が手掛けた前2作『クローズZERO』シリーズの熱狂を引き継ぎ、豊田利晃監督のメガホンによって新たな鈴蘭男子高校の抗争を描いた本作は、公開から10年以上が経過した2026年の今、改めてそのキャスティングの凄まじさがSNSを中心に再燃しています。

「今見返すと主役級しかいない」「キャスト陣のその後の大化けぶりが異次元」と語られる通り、スクリーンで激突していた男たちの軌跡は実にドラマチックです。本記事では、当時の勢力図をわかりやすく整理した相関図をはじめ、主演を務めた東出昌大から岩田剛典、柳楽優弥らに至る出演者の役柄と最新の現在地まで、映画ライターの視点から解説します。

【相関図で読み解く】鈴蘭の覇権争いと『クローズEXPLODE』キャスト一覧

クローズexplodeキャスト

前作『クローズZERO II』で滝谷源治と芹沢多摩雄が卒業した後の鈴蘭男子高校を舞台にした本作では、空席となった「頂点(テッペン)」を巡り、複数の勢力が入り乱れる群雄割拠の時代が描かれました。まずは、物語の軸となった主要な登場人物と勢力関係を整理します。

【鈴蘭男子高校】

  • 鏑木旋風雄(演:東出昌大):本作の主人公。強大な喧嘩の実力を持ちながらも、過去のトラウマから頂点争いには興味を示さない孤高の転校生(3年)。
  • 強羅徹(演:柳楽優弥):「頂点に最も近い男」と称される鈴蘭3年。圧倒的な腕力と威圧感で校内最大勢力を率いるボス。
  • 加賀美遼平(演:早乙女太一):大物ヤクザの組長を父に持つ危険な新入生(1年)。冷徹さと圧倒的な体術で頂点を目指す。
  • 小岐須健一(演:勝地涼):鈴蘭3年。「小岐須一派」を率いる陽気でお調子者の武闘派。旋風雄の喧嘩の腕前に惚れ込み、相棒的な立ち位置へ。
  • 高木哲次(演:KENZO):強羅の右腕として鈴蘭屈指の戦闘力を持つ実力者。

【対立勢力:黒咲工業高校】

  • 柴田浩樹(演:岩田剛典):鈴蘭の隣町にある不良校・黒咲工業のトップ。クールで義理堅く、かつての因縁を抱えながら鈴蘭との衝突に巻き込まれていく。
  • 山下甲平(演:ELLY):黒咲工業の凶暴なナンバー2。柴田を支えつつも好戦的な一面をのぞかせる。

【街のキーパーソン】

  • 片桐拳(演:やべきょうすけ):前作から唯一メイン格として続投。ヤクザの世界から足を洗い、中古車店で働きながら旋風雄たちを見守る。
  • 藤原一(演:永山絢斗):黒咲工業をドロップアウトし、暴走族「ODA」を操って鈴蘭と黒咲の全面戦争を裏で画策する狂気の黒幕。

物語の基本構造は、「孤高を貫く旋風雄」と「鈴蘭トップに君臨する強羅」の対立軸に、野心を燃やす新入生・加賀美が割り込み、さらに藤原の陰謀によって黒咲工業の柴田たちが巻き込まれていくという多重構造です。単純なタイマン勝負だけでなく、街を巻き込んだ抗争劇としての緊迫感が張り巡らされていました。

【キャストの現在に驚きの声】東出昌大・岩田剛典・柳楽優弥らの最新動向と真相

『クローズEXPLODE』の出演者一覧を改めて振り返ると、当時の映画界・エンタメ界がいかに次世代のスター候補たちを的確に見抜いていたかが分かります。とりわけ、メインを張った3人の歩みは鮮烈です。

東出昌大(鏑木旋風雄役):
NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で一躍国民的俳優となった直後、本作で映画初主演に抜擢されました。189cmの長身から繰り出されるダイナミックなアクションは荒削りながら強いインパクトを残しました。プライベートでの大きな転機を経て、近年は北関東の山奥での狩猟・自給自足生活がドキュメンタリー番組等で大きな反響を呼び、2026年現在も独自のポジションを確立。映画『Winny』などでの演技派としての高い評価を武器に、インディペンデント系作品を中心に唯一無二の表現者として存在感を示し続けています。

岩田剛典(柴田浩樹役):
本作が映画初出演となった岩田剛典は、当時パフォーマーとしての活動が主軸でした。長髪に黒ライダースというハードなビジュアルで演じた柴田役は、現在の洗練されたパブリックイメージからすると衝撃的な「原点」といえます。その後、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど俳優としての地位を確立。三代目 J SOUL BROTHERSおよびEXILEの第一線で活躍しつつ、ソロアーティストとしてもアリーナ規模のツアーを成功させるなど、マルチなトップスターへと登り詰めました。

柳楽優弥(強羅徹役):
カンヌ国際映画祭で史上最年少の最優秀男優賞を受賞した天才子役という肩書から脱皮し、強烈な眼光と怪演で観客を圧倒したのが本作の強羅役でした。この時期のアクション経験が、のちのディズニープラス配信ドラマ『ガンニバル』シリーズの世界的大ヒットや、数々の映画賞総なめへと繋がるターニングポイントとなったことは間違いありません。2026年現在、名実ともに日本映画界を背負って立つ主演俳優の筆頭格です。

早乙女太一・勝地涼・KENZOら実力派が放った唯一無二の存在感

本作の凄みは、主演クラスの脇を固めたキャスティングの鋭さにもあります。大衆受けだけを狙うのではなく、本物のアクションやカルチャーを体現できる表現者が揃っていました。

大衆演劇の「流し目王子」として知られていた早乙女太一が演じた加賀美遼平は、劇中で最も美しい身のこなしを見せました。狂気と哀愁を孕んだ瞳、天賦の才を感じさせる華麗なハイキックは、大衆演劇で培われた身体能力の賜物です。その後、劇団新感線の舞台や数々のアクション大作でアクション指導・主演をこなす彼のポテンシャルが遺憾なく発揮されていました。

また、シリアス一辺倒になりがちな物語のなかで抜群の人間味をもたらしたのが、小岐須健一を演じた勝地涼です。情に厚く、どこか憎めないキャラクター造形は見事で、勝地の確かな演技力が映画のテンポを牽引していました。勝地はその後もコメディからシリアスまでこなすバイプレイヤーとして確固たる地位を築いています。

加えて、DA PUMPのKENZOや三代目 J SOUL BROTHERSのELLYといったストリートダンス界のレジェンド級パフォーマーが殴り込みをかけ、劇中のバトルシーンに独特のリズムと重厚感を与えていた点も見逃せません。

シリーズの絆を繋ぐキーマン|やべきょうすけ演じる片桐拳と歴代の繋がり

前作ファンにとって、本作で最も胸を熱くさせた要素がやべきょうすけ演じる片桐拳の存在です。

『クローズZERO』『クローズZERO II』において、滝谷源治(小栗旬)のメンターであり兄貴分として物語の精神的支柱を担った片桐拳。本作では、鈴蘭を去った源治たちの影を感じさせつつ、同じように居場所を見つけられずにいる転校生・鏑木旋風雄を優しく、時に厳しく導く「大人」として登場します。

監督が三池崇史から豊田利晃へと交代し、世界観のトーンがスタイリッシュなロックテイストへとシフトした本作において、片桐拳の存在こそが「この街はクローズの世界である」という説得力を担保していました。拳が旋風雄に語りかける不器用なエールは、シリーズを通底する男たちの生き様そのものを象徴しています。

『クローズZERO』キャストとの比較|小栗旬から東出昌大への世代交代と評価の変遷

映画公開当時、『クローズエクスプロード』は熱狂的な『ZERO』ファンから手厳しい評価を下される場面も少なくありませんでした。小栗旬と山田孝之が作り上げた「源治と芹沢」のライバル関係があまりにも完成されていたためです。

比較項目 『クローズZERO』シリーズ 『クローズEXPLODE』
主人公の性質 野心家・直情型(滝谷源治) 孤高・内省型(鏑木旋風雄)
ライバル構図 源治 vs 芹沢多摩雄の頂上対決 旋風雄、強羅、加賀美の三つ巴
監督・演出スタイル 三池崇史(エンタメ・泥臭い熱狂) 豊田利晃(鋭利・乾いた詩情)
物語のスケール 校内統一から鳳仙学園との全面抗争 街の不良・暴走族を巻き込む群像劇

前作のような「分かりやすいカタルシス」を期待した層からは戸惑いの声も上がった本作ですが、2026年の視点で見直すと、豊田利晃監督特有のヒリヒリとした映像美や、不良少年たちの孤独を鋭く抉り出した作家性が際立ちます。何より、小栗旬や山田孝之がそうであったように、東出昌大や柳楽優弥、岩田剛典といった次世代のスターたちの初期衝動がパッケージされた貴重な青春群像劇として、映画的価値が急速に見直されています。

【クローズ explode キャスト】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:『クローズEXPLODE』には前作『クローズZERO』の小栗旬や山田孝之は出演していますか?
A1:小栗旬(滝谷源治役)や山田孝之(芹沢多摩雄役)の直接の出演はありません。本作は彼らが鈴蘭を卒業した約1カ月後から物語が始まります。ただし、シリーズの看板キャラクターである片桐拳役のやべきょうすけが出演しており、前作との世界観の繋がりがしっかりと維持されています。

Q2:三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんはどんな役柄でしたか?
A2:鈴蘭高校のライバル校である「黒咲工業高校」のトップ・柴田浩樹役を演じました。黒の革ジャンと鋭い眼光がトレードマークの硬派な不良で、仲間想いな男気あふれるキャラクターです。岩田剛典にとって映画初挑戦となった記念碑的な作品でもあります。

Q3:『クローズEXPLODE』の続編映画は制作されていますか?
A3:劇場版『クローズ』の実写映画シリーズとしては本作が最新作となっており、直接の続編は公開されていません。しかし、後継プロジェクトや『HiGH&LOW THE WORST』のように髙橋ヒロシの漫画世界とクロスオーバーした作品群へと、不良アクション映画の熱量は受け継がれています。

まとめ:10年以上の時を経て再評価される『クローズEXPLODE』の輝き

映画『クローズEXPLODE』は、公開当時の興行的なプレッシャーや賛否を超え、今や「日本映画界屈指の先見性を誇るキャスティング映画」として語り継がれるべき一本となりました。

東出昌大が放っていた静かな怒り、岩田剛典のギラついた原点、柳楽優弥の圧倒的な怪演、早乙女太一の鋭利な身体性――。2026年現在の彼らの活躍動向を知った上で鑑賞すると、画面の端々から溢れ出る熱量の理由が腑に落ちるはずです。配信サービス等で手軽に観られる今だからこそ、若き名優たちがぶつかり合った鈴蘭の熱い風を、もう一度体感してみてはいかがでしょうか。

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星宮 理沙

ドラマと映画の考証記事を担当。作品公式サイト、配給プレスシート、番組表を一次情報としています。

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